2011/08/03

ハンドタオル作りました


CANBASというサイトにて、自分がグラフィックデザインをした
ハンドタオルが販売開始されました! なので宣伝しちゃいます。
先輩方が主体となって企画されたものに、お調子よくのっからせて頂いた形です。


いつのまにか出来てました。すっきりしてますね。


自分の作ったハンドタオル。


かたいのにやわらかい ローマ字なのに日本語 クールなのにダサい
全てが He saw margarine がテーマです。
送料込み700円とそこそこ手軽に買えるので、石で顔を拭いたことも無い
ウブなヒヨコ野郎はこのタオルで自分磨きに励めば良いかと思います。

この企画、今の所参加者はムサビ視デの一個先輩の方たちと、同級生。 
合わせて6人なのですが、もっと参加者が増えれば、
それに乗じて見る人も増えるだろうし、質も高まるしいいかな〜と思います。
是非是非一緒に!!



ps.仕事を始めて2ヵ月経ちました。毎日楽しいです。

夜な夜な繁華街に出向いては、見知らぬ女性のジーンズの裾から出ている
ほつれた糸をバレないように引っ張っていき、
最終的にホットパンツに仕立て上げるのがここ2ヵ月の主な業務です。
加減が難しいです。

2011/06/04

ナカギ 〜中目黒に降り立った凡才〜

福本伸行さんのアカギを読んでいて、
自分の顔って福本タッチで書けそうな顔してるな!と思い書いてみました。
カッコ良い目に。

ナカギ



そんなことはさておき来週から働きます。勤務地は中目黒です。

就職祝いに焼肉屋さんで牛タンをおごってくれる羽振りの良い人を募集しています。
見返りは求めない人だと尚良しです。それと、
まだ払えていない2ヶ月分の国民年金も払ってくれたりすると


それは逆に、ちょっと怖い。

2011/04/29

おしゃべりな指紋

どうも無職です。毎日ゴールデンウィークです。黄金を見ていたら金じゃなくてフンな事に気づきました。そんな黄土色なデイズです。

大学1年の時に100枚ドローイングっていう
ひたすらに線描いたりする課題をやるのだけども、
いまさらまたそのようなことをやり始めました。
と言っても無心で線かいてく訳じゃなくて、
一応線に性格を与えようと考えながらだけど。


 じぶん
かたぶつ
 消極的
 うるさいやつ
 ぼ〜っとしてる
なんだろ…インテリ

指紋は個を特定するidとして扱われるけど、そのidの紋から個の性格のidがにじみ出ていたら…
みたいなていで色々模様かいてます。ただドローイングするだけってのは飽きそうだし苦手なので、自分が卒制でもテーマにした人間の内と外みたいなのとまた絡めてみてます。面白くなるかは知らんけどね。もっと指紋らしさだしつつも線に性格与えられたらベストな気がする。
他の作業の合間合間に。頭と手の体操。

この前発売されたタイポ年鑑2011見たら自分の作品ちっちゃく載ってました。
うれしいです。

おっきく載るようなもの作るぜ!

2011/04/13

チェルノ部

政権交代もリーマンショックも大きな事件となった通り魔殺人なども、自分にとってはどれも一過性の出来事のように感じていた。
一定の豊かさ、安全が保証された日本という母体の中で、時折起こるアクシデントやイベントとして捉えていた。

しかし今回の地震とそれに伴う原発事故に関しては一過性の出来事ではすまない。
日本が大きく変わった。CHANGE!と誰かが声高に叫んでいた時のようなものとはチェンジの質もレベルも格段に違う変化だと思った。
今までのように脱線したレールを元に戻すようなことではなく、新たなレールを作っていかなくてはならないような出来事が今現在起きているように思う。
出来ることならみんなこんな変化に目を向けたくないし、いつも通りでありたい。しかしそうとはいかない。見えないこれからに不安でざわついている。 
自分自身もそういう世代をこれから生きていかなければならないことに不安やとまどいを感じる。

求職中の無職生活が10日程たった。自分は自分。マイペースで行こうとは思いつつも、やはり焦る。
そしてこのような日本の状況である。否が応でも落ち着いてはいられない部分がある。
最近は本や漫画をたくさん読んでいる。つっても真面目な本とかではなく自分の好きなデザインとかの本だけど。
以前から読みたくて買った大貫卓也全仕事という大貫さんの広告をまとめた本が今日の昼届いた。たまらなくおもしろい。震える。最高。憧れ。自分の好きが詰まっている。こういうことがしたい。こういうドキドキを与えたい。と色んな感情がざわっとした。生きるをつくる仕事と、活き活きと生きるをつくる仕事とがあって、どちらも必要で、自分がしたい事は後者。心を動かす事がしたい。けれども、それは生活が豊かであることが前提のものだなとこの日本の状況と照らし合わせて強く感じた。創ることが好きだから、いつも次は何創ろう…と頭の中で考えているのだが、今は悩む。もっと悩もう。


大貫卓也全仕事は10年程前の本で現在では絶版。なのでamazonで中古品を買ったのだが
ページをめくるとなんと本人?と思われるサインが書かれていた!

複雑!

プレミア感のかけらもないプレミアモノのゲットの仕方!

そんなものを売ってしまう神経がすごい。

しかし、これが本人のサインかどうかは定かではない。
古本屋に売る前にサイン書いといて高く売ろうとか
次の購入者を驚かせようとかそういう魂胆の可能性もぬぐいきれなくはない。
仮にそうだとしたらホームアローンの子役に抜擢したいくらいのイタズラセンスである。

あと大貫さんへのインタビューのページ、随所に青色の蛍光ペンでラインが引かれている。
これはちょっとおもしろい。前の人がどんな言葉に興味を示したかとか、見方がわかって楽しい。
スーファミなどの中古ゲームを買った時に前の人のデータが入ってた感覚と似ている。
あのわくわく感。

当時中古で買ったMOTHER2
主人公の名前 まさお のデータが入っていたことを今でも憶えている。

2011/03/22

卒業しました


2011年3月18日。晴れて大学を卒業しました。
地震の影響により残念ながら卒業式は行われなかったのですが
各学科ごとの卒業証書授与式という形で集まることに。
地方へ帰省してる人などもいる中で、全員とはいえませんが
多くの同級生の姿を見ることができました。
みんなの顔、姿はとてもきらきらしていました。
これからそれぞれ別々な道を行く訳だけど、
みんなのこれからが楽しみでなりません。


晴天

卒制優秀賞受賞者に商品を渡している図

会場

みんないい笑顔。奥に巨匠

涙ぐむ助手

それを撮る群れ

すごい主人公っぽいぞ!手前は知らない人達。

出っ歯の後輩と。奥には異端児ティカギ!!


さて、卒業です。社会人です。
自分はというと、未だ進路未定です。
就活しながらバイトとかしないとあかん。
でもバイトにしても、デザインの仕事をしたいです。
そんな見つからないですけど。

最近漫画のカイジと闇金ウシジマくんを読み、
自堕落した人間の愚かさをひしひしと感じ、頭から冷や汗が垂れました。
そんな風になってたまるか!

何事も続けることが大事。今がどうだろうと諦めないぞこんちきしょう!!
って気持ちでがんばります。

大学生活はとても充実していました。
行ってて良かった。
ありがとうございます。
そしてさよならです。

2011/03/14

ゆらゆら


東北を中心に大きな地震が起きました。

リアルタイムにNHKで放送されていた、
沿岸部の街を飲み込む津波の映像は衝撃的だった。
自然の凄さを改めて知った。

東京も揺れて、交通がストップしたり停電が起きたりした。
今は早くも都市機能は落ち着いてきている。
しかし、地震が去った今も、テレビやネットを見ながら
多くの人の心がゆらゆらゆれているような気がする。
みんなパニクってる。パニクルー。

自分は冷めた人間なのかなんなのか、
しょうがないことはしょうがないと思っている。
この場所から今の自分が被災者のために何か出来ることは
…なんてことも考えすらしない。
そして、何も信仰してないので祈るということもしない。
祈っても、悲しんでも、意味ないと思っている。
現地の報道をみたりしたら切なくなるけどね。

それでいいのかは知らんがそんな自分。
デザイナーってそんな人がなってもいいのかな。
ネット上で、我がと奔走する有名デザイナーやクリエイターの
善意のようなものがちょっと怖い。
自分にはないものだから。何か疑ってしまう。

あ、募金はしました。それはしようと思った。


話は変わって、ポテン生活という8コマ構成の漫画を
友達が貸してくれたので読みました。
自分も好きなクスリ笑いな感じ。
面白かったと同時に、自分もまたなんか
4コマ的な話作りをしたくなってきました。
面白い話を考えるのは好きです。

2011/02/24

shide CONTACT 2011 がはじまるっ

  















武蔵野美術大学視覚伝達デザイン学科生
約30名による卒業制作展が25日から行われます。

私の作品については卒制展を終えて #mau2010のエントリを参照ください。
学内展とは違い、搬入一日しかないので
映像の位置調整とか上手くいくか不安だ!!
展示前に映像つけなきゃいかんので一応毎日行きます。
27日はシフトなのでほぼ一日います。
学生としての最後の展示です。

場所が六本木なので、色んな展示やお買い物とあわせて是非!
 

視覚伝達デザイン学科2010年度卒業制作選抜展

2011年02月25日(金)〜2011年03月01日(火)

11:00〜20:00

六本木
AXISギャラリー 
詳細→ http://vcd.musabi.ac.jp/web/?p=9163
地図→ http://www.axisinc.co.jp/access.html

2011/02/02

メディア芸術祭開催ですじゃ!

本日から文化庁メディア芸術祭が開催します。










Water scanという4枚組の平面作品が第16回学生cgコンテスト静止画部門において優秀賞を頂いた結果、
毎年楽しみにしているこのイベントに今年は私の作品も出展させて頂けることになりました。(同時開催の学生cgコンテスト受賞作品展)
 

場所は六本木の国立新美術館!
マンモスウレピーです。灰皿にテーキラを入れて飲みながら、六本木ヒルズのマンションの一室を借りてホステスとハメをはずし、さらにはミッドタウンの公園で全裸になって叫びたい心境です。


…六本木って怖い街!!


開催日程:2011年02月02日(水)~2011年02月13日(日) 

開催場所:国立新美術館(東京都港区六本木7-22-2)入場無料 *8日(火)休館日
*サテライト会場:東京ミッドタウン(東京都港区赤坂9丁目)



色んな作品に触れられる機会。今年はどんなワクワクに出会えるだろう 。
たくさん刺激を受けたいと思います。

藝大の卒展もいかねば!

2011/01/28

卒制展写真など #mau2010

色々写真撮ったので載せていきます。

左:彫刻、右:彫刻モドキ

繁華街のようなイメージ、なにかインスピレーションをうけた

あれ、この人は……

ワンピースみたいな彫刻。逆にめずらしい

テキ。体育館から垂れる布はド迫力。

お気に入り。スカーフ。

この柄がマイベスト!

空デ。蝶の柄色々

展示空間がキレイで良かった。

視デ。友達の名刺に描かれていたブタ。愛らしい。

カップラーメンは3分じゃできない。 (内輪ネタ)

視デ。喜怒を表したフィギュア。立体造形力とデザイン性、
どれをとっても才能感じた。SERGE LUTENSが頭に浮かぶ。
後ろの人は見ず知らずの同級生

工デガラス。氷のような鱗のような器。影がまた美しい

同じく工デ。色のグラデーションとにかくキレイだった。欲しい

工デ金工。鼻のマグカップ。展示の仕方がいい。

作品がバカっぽくて好き。(褒め言葉)

視デ。高校、予備校、大学とかれこれ8年になる付き合いの友の
まさに集大成とも言えるペン画。ドキドキした。

工デガラス。作品も、影を落とす作品の見せ方もどちらも美しかった。欲しい

空デ。水滴に映像を投影。水って面白み秘め過ぎ!
って思った。自分も水のポスター作ってるし

基礎デ原ゼミ。今年のテーマは「半熟」とのことだが、作品をみるに少々テーマ設定が難しかったんじゃないかと思う。なんかバラバラな印象だった。
それと、アイデアがパターン化してきてるようにも思う。既知を未知化していき、付加価値や別のものとの組み合わせで見せていくパターンが、単純な一発芸のように見えてきてしまっている例が多い。
そんな中で、このテントウムシのパターンの作品は、表現的な面で美しさや面白みが現れていて良いと思った。
何が半熟かはちゃんと説明みてないからわからんけどベスト半熟!
あと文字や音符をプラモデルの製作前の型みたいのにはめてるやつも好きだった。

やべ、なんかあつく語った。
基礎デ好きなので

最後に幸せ屋さんのジョイ・ラックと記念撮影
真ん中の人は見ず知らずの同級生(キレ痔)


もっと気に入った作品とかいっぱいあるんだけど、色々撮り忘れた。
とにかく楽しかった。

感じたことといえば、
ファインとか工デとか建築とかモノヅクリ系は作品すごいけど、名刺やDMがダサダサだったりするから、作らせて欲しい!!と思った。

建築なんてパネルしわしわだし、7割くらいがA3出力した紙を貼りあわせて大きいサイズにしていたりで
萎える域だった。作品はすごいのに。

逆にデザイン系は展示空間作りが下手だったり、什器がショボショボだったりする。

それぞれ学んできたことが違うのだからしょうがない。で済む問題なのか。
せっかくそれぞれの未来の専門家達が一つの大学にいるのだから、もっと活発に学科間を超えるコラボレーションができたらいいなと思った。

なので、
名刺や作品集、フライヤー、DMなどの制作は、私に任せてください。仕事うけます 。

っていう宣伝で終わり。

卒制展を終えて #mau2010

卒制展が終了。

「I am」という、人間の二面性や裏表をテーマにしたインスタレーション作品を発表しました。




就職活動生
婚活中の女
痴漢容疑の男

の三人が、面接形式で見せる裏と表の表情。マスクの表と裏に映しだされた像がそれぞれ異なる心情を物語ります。
現代社会や、自分自身が抱える問題などを織り交ぜ、だましの持つ二面性を行き来しながら体感できるものを作りました。

卒業制作を作るにあたって、自分は「だます」というテーマで一年間様々な現象や作品を調べていきました。

なぜだますというテーマにしたかは今でははっきりとは覚えていませんが、だますというテクニカルな行為に対する好奇心であったり、嘘をつくことが苦手な自分自身とは反するからこそ感じた魅力であったりだと思います。

研究を通してだますということに対する解釈が大きく広がりを持っていきました。

だましというものそのものを紐といて行くと、それはある解釈に対する裏切りの行為であると定義できます。
裏切りはウサギとアヒルの多義図形のように同時には理解し得ない二つの面を切り替える、境界を渡る行為の事だと思い、
それを表現してみようということで作品が出来上がりました。


この作品は学科内において
優秀賞には及びませんでしたが、研究室賞というそれに準ずる賞を頂きました。

選ばれたのは単に美しいとかかっこいいとか視デらしい、とかじゃなくて

やりたいこと、伝えたいことを上手く効果的なコミュニケーションを通して伝えられた結果だろうと思っています。
プレゼンとかも関係してるんだろうなと。

「好きな食べ物はビーフストロガノフです。」とかふざけたこと言ってても評価してもらえて嬉しいです。

2月25日からの視デCONTACT展(学外選抜展)でも展示してもらえるそうです。

しかし、会場が作品数に対して狭いので自分のような
暗い&音出る&空間使う の三拍子揃ったKY作品がどのように展示されるかは未だ不明です。

インスタレーション作品なんで、縮小のしようがないのですが、どうなるんだろう。
モニターにダイジェスト映像とかになったら萎えることこの上なし。
本の作品が数ページだけしか見れない的な扱いになるのと一緒です。
そうなったらやだけど、どうなることやら。はらはら

とにかく一区切り。

新しい制作できる!

WEBも更新せねば!

先の見えない我が人生、しかし何かを作り続けるということだけは確かなこと

私の好きな COMMUNE という、北海道のデザイン事務所のブログにかいてあった言葉の受け売りですが、

Eat to create, don’t create to eat.

で生きていこうと思います。

2011/01/19

卒業制作展のお知らせ










明日から武蔵野美術大学の卒業制作展が始まります。

視覚伝達デザイン学科 卒業・修了制作展特設サイト
http://vcd.musabi.ac.jp/sotsuten/2010/swf/#/main

マラドーナのガッツポーズの真似という、少し時期を逃したポーズをしている人がいたら自分です。

人間の裏表、だましをテーマに映像と立体作りました。
展示場所は9号館地下大展示室機材庫です。きてね。




これから、このサイトはブログとして活用しよう。